こんにちは。まさです!
飲む点滴と言われる『甘酒』人気ですよね。
本日は『炊飯器を使った、絶対に失敗しない甘酒の作り方』を紹介します。
甘くない甘酒が出来てしまった
米麹の粒が残っている
酸っぱい甘酒が出来た
甘酒失敗してしまったという方は下の記事を参考にしてみてください。
失敗した甘酒のリメイク方法をご紹介しています。
自分で手作りすると、熱処理を加えない為、多くの酵素を生きたまま摂取できるメリットがあります。
甘酒って簡単なように見えて、実は難しいんですよね。
失敗の主な原因は温度調整です。
温度が高くても、低くても麹の酵素は正常な働きをしません。
その結果甘くない甘酒が出来たり、酸っぱい甘酒が出来てしまいます。
では、どうすれば失敗しないのか?
失敗しない為の3つのポイントがありますので、ご紹介します。
1981年生まれの41歳。コック歴21年。
絶対に失敗しない甘酒の作り方 3つのポイント
失敗しない為の3つのポイントとは
- お粥を作って1日冷ます
- 炊飯器で保温したら、1時間に1回混ぜる
- 蓋は絶対に閉めない
この上記3つだけは必ず守ってください。
甘酒を作る上での温度調整に欠かせないポイントとなっています。
では、この3つのポイントを守りつつ、甘酒を作っていきましょう。
今回使用した材料と道具
◆今回使用した材料は
・無洗米100g
・水250cc
・米麹 100g
◆使用した道具は
・電子はかり
・炊飯器(一般的な5.5合炊きです)
・ボール
・混ぜるしゃもじ
・消毒用のアルコールスプレー
・キッチンタイマー
・温度計(あれば良い程度)
以上です。
甘酒の作成手順(タイムスケジュール)
ここからは、甘酒の作成手順を紹介していきます。
まずは前日の仕込みからです。
◆前日
お米100gに対して水250ccを入れ、お粥を炊いておく
お粥が出来たら、消毒したタッパーに入れます。
※まずは粗熱を取りましょう
ほこりなどが入らないように、濡れ布巾など被せると良いかと思います。
粗熱がしっかり取れたら冷蔵庫に入れます。
炊き上げたお粥の温度が高いまま、麹を合わせると失敗する原因にもなりますので、今回は一晩冷まして、失敗しない要因を減らしています。
◆当日 麹を合わせる作業
一晩冷ましたお粥と米麹をボールで合わせます。
※ボールの消毒をしっかり行いましょう。
米麹のダマが無くなるまで、しっかりと混ぜていきます。
どこを見ても、お粥と麹がしっかりと混ざっていればOKです。
◆当日 炊飯器にセットしていく
混ぜた甘酒の素を炊飯器に入れたら
蓋は絶対にしないこと!!
蓋をせずに、保温モードにします。
◆当日 1時間毎に混ぜる
ここから約7,8時間後に完成します。
キッチンタイマーを使って1時間毎に、しゃもじを使って混ぜていきます。
面倒な手間に見えますが、ここでの混ぜが足りないと甘くない甘酒が出来てしまいます。
1時間毎に1回必ず混ぜましょう。
◆当日 6時間後
米麹の粒もなくなり、ドロっとした甘酒が出来ていれば完成です。
清潔な瓶やタッパーで保管しましょう。
今回の甘酒は『甘酒の素』ですので、豆乳やお酒で割って飲みます。
お花見で日本酒と割った自家製の甘酒は最高です!
手作りの甘酒の賞味期限は?
自家製の場合の甘酒は防腐加工剤など入っていないので、1週間を目処に飲みきりするようにしてください。
もしくはジップロックのような袋にいれ冷凍保管という手もあります。
ジップロックを使う際は、下の写真のように折り目をつけてあげると取り出す時に便利ですよ。
温度を失敗しない為に
甘酒は、麹がしっかり働けるように温度を55℃~60℃で維持していく必要があります。
特に60℃を超えてしまうと、麹菌が死滅、発酵が止まってしまうので高温にならないように注意が必要です。
不安な方は炊飯器で混ぜる時に『温度計』を使って、今何度あるのか確認しましょう。
今回の記事をおさらいする
本日の『炊飯器を使った、絶対に失敗しない甘酒の作り方』はいかがでしたか。
麹は温度調整が難しい発酵食品なので、取り扱いもデリケートですが、コツやポイントが分かれば甘酒作りも簡単になりますよ。
3つのポイントのおさらいです。
- お粥を作って1日冷ます
- 炊飯器で保温したら、1時間に1回混ぜる
- 蓋は絶対に閉めない
麹菌の温度調整と美味しい甘酒の為に上記のポイントは必要不可欠となっています。
あと忘れていけないのが、アルコールでの消毒作業
麹の発酵と同時に雑菌が繁殖したら困りますよね?
美味しく、安全な甘酒の為に、使用する道具にはアルコールで消毒をきちんとしましょう。
◆今回つかった米麹はこちら
「ますやみそさん」の国産100%を使用した米こうじです。