通販やスーパーなどで購入した冷凍ピザを、自宅でミス無く調理する方法を紹介します。
せっかく購入したピザ、焼きすぎて生地がパサパサになったり、固く焼きすぎたりしてはもったいないですよね。
お店のように、生地の耳部分がもっちり仕上がりません。
電子レンジで解凍したらビチャビチャになりました・・・。
均一に焼けず、焦げがひどい部分があります・・・。
このような失敗例、一度や二度、あるのではないでしょうか・・・?
また、冷凍ピザのクオリティがイマイチだな…と感じた時は正しい焼き方を実践できていない場合があります。
せっかくの冷凍ピザ、失敗せずに調理したいですよね。
では、美味しくピザを焼くためのコツをご紹介します。
まずは解凍する
必須ではないのですが、冷凍のまま焼かずに解凍後に焼くようにしましょう。
解凍する事で、きれいに中まで均一に火が入ります。
解凍方法は以下のどれかに絞られるかと思います。
- 冷蔵庫で解凍
- 自然解凍
- 電子レンジで解凍
オススメの解凍方法はどれですか?
食材の衛生面を考えると、冷蔵庫で解凍がベストな方法です。
冷凍ピザを調理する前の晩に冷蔵庫に移せば、きちんと解凍できます。
時間がない場合のみ、自然解凍や電子レンジでの解凍をしましょう。
- 自然解凍の場合、夏場なら30分~1時間、冬場なら1時間~1時間半を目安に。
電子レンジで解凍する場合は、必ずw数を落としてください。
- 200wの弱設定で3~4分がベスト
電子レンジで加熱しすぎると、生地が固くなってしまうので注意が必要です。
クリスピータイプは例外
ピザ生地が薄いタイプの『クリスピー生地』の場合は、生地の水分が失われやすくなっています。
- なるべく解凍せずに焼く。
- 高温で一気に焼く。
生地が薄い為、高温、短時間一気に焼くことで美味しく頂けます。
グリル器やオーブンで焼き立ての味に
ここでは、4つの焼き方をご紹介します。
ご自宅の調理家電に合わせて選んでくださいね。
いずれの場合も、「予熱をしっかり上げること」、「事前に解凍している事」の2つを前提としています。
オーブンやトースターをしっかりと予熱する
霧吹きで、生地の耳に水分を足す
向きを回転させて、焼きムラをなくす
オーブントースターの場合
まず、焼き網からチーズがこぼれ落ちないようアルミホイルを引いておきます。
2分~3分ほど予熱をしておく。
オーブントースターの大きさによりますが、1~2ピースずつ焼いていきましょう。
焼き時間は5~8分を目安に
表面の焦げに注意しつつ、焼いていきましょう。
オーブンレンジの場合
まず、オーブンレンジの鉄板にクッキングシートなど引いておきます。
予熱温度を220℃~250℃まであげておきます。
焼き時間は7~8分を目安に
お使いのオーブンレンジによっては、焼きムラが発生します。
その場合は、回転させて焼き時間を延長しましょう。
魚焼きグリル器の場合
魚焼きグリルの場合は、生地の裏面が焼けず生焼けになってしまいます。
事前にフライパンなどで軽く焦げ目がつく程度、焼いておきましょう。
また、グリル器は直火で食材との距離も短い為、焦げやすいです。
焼き時間は弱火で3~4分を目安に
フライパンの場合
解凍されたピザなら、テフロン加工のフライパンで調理可能です。
オリーブオイルを大さじ1入れ、生地を入れ、蓋をしたら弱火で5~6分焼きましょう。
蓋がない場合は、アルミホイルで代用も可能です。
ピザが温まったら、蓋を外して中火で1~2分温めていきます。
生地の外側をモッチリと、内側をふわっとさせる為には、強火で温めすぎないことがポイントです。
出来上がりの目安は?
出来上がりの目安は2つ。
- 生地の縁(耳部分)がきつね色に仕上がってくる。
- チーズがフツフツしてくる。
この2つを目安に食べ頃を決めましょう。
まとめ
少しのコツを知ることで、お店の焼き立てピザに大変身
- ピザは解凍させておく
- 予熱をしっかり上げる
- 生地の耳部分は、霧吹きで水分を足す
- 焼きムラを無くす為、回転させながら
- 電子レンジは基本NG
- 解凍するなら、なるべく自然解凍で
正しいクッキング法を知って、楽しい食卓にしましょう