こんにちは!まさです。
本日は飲食業界への転職について記事をまとめています。
良ければ最後までご覧ください。
立ちっぱなしの作業が続くので、体力の使う職種でもあり離職率も高い『飲食業』。
しかし、飲食の仕事が大好き!という人も多く、40代で未経験ながらも他業態から転職、そしてご自分のお店を持ち独立された方をたくさん見てきました。
残念ながら、それと同じくらいの離職者も見てます。
2020年度、飲食業界の平均年収は319万と低い数値ではありますが、一部上場企業やSVなどの役職につくと平均年収が倍近い数値に上がるのも事実です。
実際にすき家が主軸である「ゼンショーホールディングス」の平均年収は600万と言われています。
それ故、転職を成功させると年収が上がりやすい職種なのです。ちなみに独立で成功すると年収1,000万も可能です。
では、どうやったら『転職』を成功させることができるのか気になりますよね。
本日は『転職を成功させるポイント3つ』をまとめましたので、良ければご覧ください。
また、『未経験で40代、飲食業界に転職は可能なのか?』という不安を解消する記事を紹介します。
1981年生まれの41歳。コック歴21年のまさ。
飲食業界への転職を成功させるコツ3つ
転職の成功・失敗を分ける大きなポイントは「転職することで何を実現したいのか」という思いを持つことです。
目的があれば、自分の希望にあった企業を探しやすくなります。
しかし、人生に数回しかない転職で失敗は避けたいですよね。
確実に飲食業界への転職を成功させるコツが3つありますので、ご紹介します。
- 飲食業界に特化した転職エージェントを使う
- ブラック企業を見極める
- 転職してからのキャリアプランを持つ
まずは1つ目の『飲食業界に特化した転職エージェントを使う』から見ていきましょう。
飲食業界に特化した転職エージェントを使う
まず行うべき行動は『飲食に特化した転職エージェント』を登録する。
フーズラボは、飲食業界の転職市場を熟知したアドバイザーが、様々な料理ジャンルや現場以外の商品開発の仕事なども紹介してくれます。
働き方も選ぶことが出来るので、自分の生活に合う仕事が見つかるはずです。
転職する・しないに関わらず、現在のキャリアに不安がある方はまずは無料登録しておきましょう。
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ブラック企業を見極める
せっかく転職して年収が上がっても、働く会社がブラック企業だったら、転職した意味ないですよね…。
ブラック企業は絶対に回避しましょう!
フーズラボエージェントを利用した場合、ブラック企業に当たることは無いと思いますが、対策は必須です。
でも、どうやって見極めたらいいのかわかりません。
ブラック企業はこんな特徴を持っています。
- 常に求人をかけている
- 残業について明確な記載がない
- みなし残業の採用
- 店長候補として採用を前面に出している
- 見極め出来ない時は会社名+口コミでインターネット検索
※ブラック企業の見極めは最後の『企業のインターネット検索』だけ行えばOKです。
会社名+口コミでインターネット検索すると、会社の評判や社員の口コミを見ることが出来ます。
転職会議や就活会議など有名どころですね。
企業検索をして、口コミを確認をするだけで、ブラック企業なのか、そうでないのかが分かるようになってますので、必ず利用しましょう。
※古いデータも混じってますので、有給消化率などは参考程度にしておいたほうが良いかもですね。
転職してからのキャリアプランを持つ 具体例あり
ただ、年収が上がって転職できればOKじゃないのですか?
こう思いの方もいらっしゃいますよね。
年収を上げたい!という思いがあるのでしたら、転職後のキャリアプランを考える事をおすすめします。
キャリアプランとは次のような内容です。
○○な目標があり、○○なスキルを身につけたいから退職し、○○な仕事に就きたい。
もしくは、自分にはマーケティングのスキルがあります。商品企画部に配属になった際は、自身のスキルアップと共に会社の成長を促したいです。といった具体的な説明が必要になります。
キャリアプランが有る無しで、あなたの評価が変わります。
具体的なキャリアプランがある社員とノープランの社員、どちらの評価が高いのか…。
もちろん前者ですよね。
企業はこう見てます!未経験でも40歳は歓迎です
未経験でも40歳ぐらいの年代になると、自然とチームをまとめあげる力があったり、対応力が身についています。
残念ながら、若い世代の子達は持っていません。企業はこういったスキルを持つ40代は是非とも、抱えておきたいのです。
私自身、未経験で転職してきた方達をたくさん見てきましたが、頼りになるのは40代ぐらいの人生の経験豊富な方達でした。
若い世代より、人生の引き出しをたくさん持った40代の方のほうが戦力になるのです。
企業も同じで、ある程度のオペレーションさえ覚えたら、即戦力になると考えています。
結論:未経験でも心配は御無用。企業は大歓迎です。
一般社員を経て店長へ
実際に未経験で転職された方で、最初の半年は一般社員として業務にあたってましたが、半年後に店長に昇格した方がいました。
その方は40代半ばだったと思います。
人生経験豊かな方で、当時20代後半の僕は人生の事について色々教えてもらいながら仕事をしていました。
よくある飲食業界の人材不足で店長になる人もいますが、その方は実力で昇進したのだなと周り全員納得でしたね。
※私のいた会社では、責任者クラスの店長になると給与が+5万円あがります。
実は人気!飲食業の「やりがい」
転職をする際、『やりがい』を重要視する人が多くいます。
飲食業は、学生がアルバイトの延長で社員登用されたり、社会人になっても週末だけ副業でアルバイトをしたり、そして転職先に選ばれる事も多く、実は人気の職種なのです。
私達の生活に必須な「食」を通じて、大勢のスタッフと協力しあいコミュニケーションを取っていく日々は成長の実感を感じ取る事ができます。
お客様との交流もあるので、毎日が新しい発見の日々で、人と人との繋がりが盛んな業種だからこそ、充実した日々が過ごせます。
「ご馳走さま」「美味しかった」などの、お客様の声を直で感じる事は飲食店の従業員の心の支えになっています。
もちろんクレームなどの喜ばしくない反応を目の当たりにすることもありますが、それでもお客様を喜ばせる事を追求していくことに魅力を感じます。
こういうスキルが役に立つ
特別なスキルや資格がなくても始められる飲食業ですが、仕事をやっていくにあたって、あると良いスキルが3つあります
マネジメントスキル
マネジメントスキル(経営資源の管理能力)は管理職には必須のスキルとなっています。
マネジメントスキルはヒト(従業員の人件費)、モノ(食材・備品)、カネ(売上目標)が対象になります。
日々の従業員の人件費はどれだけ計上するか、食材費の原価率は正しい推移で動いているか、今月の売上目標と実際の売上の差額は…。などと複数の経営資源を管理する能力が求められます。
もちろん、企業ですから赤字経営は回避しないといけませんが、見える赤字だけ改善すれば良いわけでもありません。
例えば、社員の残業の妨げになっていた作業を仕組み化により改善させたり、清掃は行き届いているか、スタッフの管理・育成も重要なマネジメントスキルの一つと言って良いでしょう。
スタッフの育成はお店の人財に繋がりますからね。どこの店舗でも最重要されてる項目でもあります。
良いスタッフが多いお店は、売上も自然と右肩上がりになります。
マーケティングスキル
どこの店舗でも施策と呼ばれる計画を実行しています。
皆さんも見たことあると思います。「○○フェア」や「ステーキ食べ放題」などといった内容の広告を閑散期を狙って、集客を上げ売上を獲得していくのです。
閑散期:集客、売上が見込めない月。主に2月や10,11月など。
今の時代、どれだけ美味しい人気メニューを揃えろうが、集客に苦しむ飲食店というのは珍しくありません。
固定客(リピーター)のニーズを知り、今のお店に必要なメニューは…などと言った戦略を考えねライバル店に置いていかれます。
その為には、アプリやSNSなどオンラインツールを活用し、新規客や固定客へのアプローチを行う必要があります。店舗の魅力が伝えられるコンセプトがあれば、お客様のニーズに答える事が出来ますからね。
お店専用のアプリやSNSを発信するのも、マーケティングの重要なポイントとなっています。
業務改善スキル
業務改善とは店舗のルーティンとなっている業務効率(オペレーション)の改善とも言われています。
管理職になると、部下の子やアルバイト・パートさんが仕事をしやすい職場環境を用意せねばなりません。
不足している備品が…。
営業に支障をきたすトラブルが…。
来店しているお客様に不快な思いをさせている…。
などと言った内容はもちろん起こさないのが一番ですが、実際に営業をしながらとなると、そうもいきません。
飲食業界は1日が忙しい環境で回っていくため、予期せぬトラブルがつきものとなっているのです。
管理職は、トラブルが起こった際にスピードをもって改善することが求められますので、常日頃から危機を感じています。
もちろん企業によっては、マニュアルがありますが、全てのトラブルに役に立つ訳ではありませんので、個人個人の能力が必要になってきます。
まとめ
1日の労働時間が長かったり、長期休暇を取りづらい環境なので離職率も高い職業ですが、それと同じくらい人気のある飲食業界。
毎年、未経験ながらも他業態からの転職者が大勢いる職種となっています。
しかし、ただ転職するだけでは良い企業に巡り合う確率も下がり、年収さえ減ってしまう可能性があります。
その為、飲食店に転職するからには『飲食業に特化した転職エージェント』を使うことを強くおすすめします。飲食業界の知識豊富なスタッフがあなたの転職を厚くサポートしてくれるでしょう。